湖香六根

湖香六根

SHIGA
Higashiomi City

近江商人ゆかりの古民家で
“六根”に沁みる美味しい時間に身を委ねる

近江商人ゆかりの地で180年超の古民家が創る空間

船板塀や白壁造りの蔵屋敷が並ぶ東近江市五個荘に料理屋「湖香六根」はあります。近江商人ゆかりのこの地には、季節ごとに表情を変える里山が四季を運び、柔らかな風が肌を撫で、用水路のせせらぎが響きます。店舗が入る「秀明庵」は、江戸時代に活躍した近江商人屋敷の当時の雰囲気を残しています。石畳に導かれた玄関には「第9回岡本太郎 現代芸術大賞展」に入選した美術作家の深堀隆介さんによる金魚壁画が歓迎してくれます。お座敷には滋賀県産杉材による大テーブルを、滋賀県在住照明作家が柔らかな自然光を活かした照明で広間を雅に演出。近江縮の座布団、東近江市君ヶ畑町の杉材おしぼり受け、その日の朝採れ山野草、甲賀市信楽町朝宮の無農薬番茶など細部にまで行き届いたこだわりが忘我の空間を創ります。滋賀県出身の大将・杉本宏樹さんは「地元の良さを知っているからこそ、滋賀県の宝もののような資源と素材を活かしたいですね」と語ります。

湖国の旬と伝統の発酵食の融合が“六根”へと導く

六根とは、「人間の五感を超えた『第六感』と呼ばれる不思議な意識も含めた認識の根幹」とのことで、六根に沁みる美味しい時間を提供したいとの思いが込められています。食材は“環境への配慮”、“命あるものへの接し方”、“生産物に対する想いと価値観を共有し合える”県内生産者から仕入れています。「近江牛の糠漬け棚田膳」は、琵琶湖周辺の気候・地形が適しているといわれることから伝統となった近江の発酵食と地場の食材の融合により六根を揺さぶります。自家製糠床で2日間漬けられた近江牛は、口に入れた瞬間に酸味と甘みが広がり、そしてまろやかに調和。旬野菜のピクルスを挿し色にした膳は、「一膳目はそのまま、二膳目で薬味、三膳目はかつお一番出汁をかけてお茶漬け」で食べることで、多重構造の乳酸菌の旨みと牛脂の溶け具合まで堪能できます。150年以上前のアンティークから現代モダンの陶芸作家による食器類や、当時の面影が色濃く残る古民家が醸す時間の流れに身を委ねる。五感全てで六根の境地へと導かれるような、そんな不思議な感覚すら味わえます。

古民家を当時のまま再現することで“時の流れ”を彷彿させる

大正硝子窓越しには、近江商人の財力の証とも言われる灯篭と庭石が絶妙なバランスで並ぶ庭園を眺めることが出来ます。父の後を追い料理人の道を歩んだ杉本さんは、京都嵐山での修業を経て独立。「庭付きの店を構えたい」との夢を周囲に相談していたことから「秀明庵」に辿り着きました。伝統と歴史が刻まれた古民家を、極力当時のままで再現することこそが「湖香六根」の根幹と捉えています。面影を壊すことなく庭の苔や草木の整備、畳の入れ替えなど約3年を経た2017年夏至にオープン。 “昼の部”は子ども連れのお母さんを中心に、“夜の部”は男女問わず落ち着いた世代が訪れます。不思議な時を過ごしたお客様からは「ここだけ時間がゆっくり流れているような気がしました」「湖香六根に来るだけで、身も心も満たされます」との声が寄せられています。

湖国の伝統と歴史、そして恩恵を次代へ伝える湖香六根

「湖香六根」で提供しているのは「お料理」だけではありません。年末の餅つき&餅花作り、年始の七草粥作りや書初め、春の十二単の着装の鑑賞会など季節の「イベント」も開催しています。日本古来から伝わる四季それぞれの行事を大切にしたいとの杉本さんを中心としたスタッフの思いでもあります。アートプロデューサーも兼任する女将の毬詠(まりえ)さんは、「今の子どもたちが昔ながらの日本文化に触れられる場所に湖香六根がなってくれれば良いですね。例えば『敷居を踏むというのは、お父さんの頭を踏むのと同じことだよ』のような、かつて当たり前に口承された暮らしの知恵も教え合える場所に」と話します。穀物の神様「ウカノミタマノカミ」が由来の「湖香」と「六根」。湖国の伝統と歴史、そして恩恵を次代へと伝えています。

商品・サービス情報

  • 昼の部
  • 淡海のコース
    3,800円
    ※予約制
  • 湖国のコース
    5,000円
    ※予約制
  • かまどでご飯
    3,800円
    ※予約制
  • 近江牛の糠漬け棚田膳
    1,800円
  • 夜の部※要予約
  • 湖花
    6,000円
  • 湖月
    10,000円
  • (価格はすべて税抜)
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