太田酒造株式会社のブランデー/ワイン「浅柄野 レッドミルレンニューム」/メロンリキュール

太田酒造株式会社のブランデー/ワイン「浅柄野 レッドミルレンニューム」/メロンリキュール

SHIGA
Kusatsu City

地域に根差した小さな総合酒類メーカー
だからこそできる理想の酒を目指す。

太田道灌の末裔として
草津に残した数々の歴史

草津市の旧東海道沿いの太田酒造株式会社の創業は明治7(1874)年。酒造業としての当主は、現社長の太田精一郎氏で4代目。日本酒、焼酎、ワイン、ブランデー、リキュール類を醸造する総合酒類のメーカーです。主な日本酒の銘柄は“道灌”。その名が語るように江戸城を築城したことで有名な太田道灌の末裔で、太田氏は道灌から数えて19代目の子孫です。「東海道と中山道、そして琵琶湖を含め草津は水陸交通の要衝です。先祖は江戸時代、3代将軍・家光の命を受けて草津宿の動静を見守る“隠し目附(めつけ)”の権限を与えられていました。明治になって年貢米を扱っていた当家は、その米で酒を造ったのが始まり」と太田氏。そして、第二次世界大戦直後の昭和21(1946)年、食料難の時代に、精一郎氏の祖父・敬三氏が、現在の栗東市荒張の浅柄野にあった久邇宮家の30町歩(約30ha)もの広大な御料林を払下げてもらい、“浅柄野開拓団”として荒地を開拓し、作物を育て、食料増産に努めたそうです。「その後、この滋賀県産のぶどうでワインを造るべく開発に努め、昭和34(1959)年から本格的なワイン醸造を始め、昭和50(1975)年には園内にワイナリーを創設した」のだと太田氏。

琵琶湖ワイナリーの土地の力が育てる
安心・安全のワイン、リキュール、ブランデー。

浅柄野にある太田酒造の“琵琶湖ワイナリー”は、湖南アルプスの麓に広がる丘陵地。ヨーロッパの気候に似て陽当たりよく、一日の寒暖の差が激しい気候で、夜間温度が下がった時に甘味を蓄えるぶどうの栽培に適しているそう。ここでは、除草剤を一切使わず、減農薬でぶどうを育て、刈り取った枝をチップにして堆肥にするなど、環境にもこだわっています。「酒や焼酎になる米や麦は全量、滋賀県認証環境こだわり農産物、自社ブランド“浅柄野”ワインは自社農園産のぶどう100%使用。メロンリキュールは環境循環型農業に取り組む、草津にある小笹農園の環境こだわり農産物メロンだけを使っています。ブランデーは、ワインを蒸留して造る100%ピュアグレープブランデーなので、こちらも環境こだわり農産物のぶどうによるものです」と安心・安全のバックグラウンドを語る太田氏。琵琶湖ワイナリーにはぶどう農園とワイン醸造所、ブランデー蒸留所、ワインやブランデーを寝かせる(発酵させる)貯蔵庫の3棟の建物があり、見学も受け入れています。

近江の風土が育てた浅柄野ワイン。
オーク樽で20年も寝かせたブランデー。

「レッドミルレンニューム」は、日本のワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛により品種改良されたもの。国内で2社しか醸造していないこの単一品種で仕込まれた甘口の白ワインは、“和食にも合う軽くて爽やかな飲み心地”と女性にも人気。ぶどうを1つひとつ袋がけしたり、雨をしのぐ傘がけをして大切に育てられ、ライチのような香りと酸味のバランスが絶妙です。一方、ワインを粗留、精留と2度の蒸留を経て、数年間オーク樽で寝かせて造るのがブランデー。大手メーカーではもっと短期間で出されるものも多いようですが、太田酒造では5年以上寝かせたものをV.O(Very Old)、同じく20年以上のものをV.S.O.P(Very Superior Old Pale)としており、長期間の熟成にこだわっています。20年ものの V.S.O.Pは琥珀色といい、芳醇な香りといい、舌に絡まるまろやかな味や喉ごしといい最高級。着色料、香料、他のアルコールは一切添加せず、時の眠りから生まれる秘蔵品ですが、太田氏は、「度数の強いアルコールを20年も寝かせると、いわゆる“天使の分け前”と呼ばれる蒸発が進んで、量ができないのです」と。だからといって、20年を待たずに販売する気持ちはないとか。ほとんどの美味なる分け前を天使に捧げた幻のブランデーなのです。

失敗から生まれた成功、
メロンリキュール。

草津産のメロンと草津の酒“道灌”を使って、草津のリキュールを造ってくれませんかと、地産地消を推進する草津のNPO法人から依頼され、3年前から取り組み始めたのがメロンリキュール。完熟メロンをホワイトリカーで漬け込んだリキュールです。「最初はメロンでワインを造ったのです。そのワインに弊社のとびきりの大吟醸“道灌”を混ぜて造りましたが、これは失敗に終わりました。メロンってぶどうほどの糖度がなく、酸も弱いのでワインにする過程でメロンの瓜臭さが出て、全部おじゃん。2年目からはオーソドックスな方法に変えて成功しました。その商品が今回、ワインとブランデーに加え、ココクールに選定されたことはさらにうれしい」と太田氏は語ります。「ワインやブランデー、リキュールも、すべてていねいに育てられた滋賀産の農産物にこだわっていますが、それは、小規模な酒蔵だからこそできること。滋賀の風土と先人が築いた土壌を受け継いで、これからは全商品を自社農園でまかなえる酒蔵になっていきたい」と、滋賀への愛着をこめて太田氏は語ります。本社での酒蔵コンサート、県内事業者とコラボしたオリジナルラベルワイン、ホテルでのスペシャルブレンド限定販売、「近江牛と琵琶湖ワイナリー満喫ツアー」など、お酒を核に美味しい企画も広がっています。

商品・サービス情報

  • 浅柄野ワイン レッドミルレンニューム
    〈720ml 〉
    1,566円
  • ブランデーV.O
    〈720ml 〉
    2,700円
  • ブランデーV.S.O.P
    〈720ml 〉
    5,400円
  • びわ湖メロンリキュール
    〈500ml 〉
    1,188円
  • (価格は全て税込)
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