針江のんきぃふぁーむの「近江針江の古代米」

針江のんきぃふぁーむの「近江針江の古代米」

SHIGA
Takashima City

「平成の名水100選」に選ばれた
生水(しょうず)の郷・針江で育つ古代米

高い機能性や多様な色合いなどで注目を集める古代米

様々なブランドや産地の米がしのぎを削る一方、豊富な栄養による機能性や色合い、食感の多様性などで注目を集めているのが古代米。古代米とは、稲の原種である古代の野生稲の形や色などの形質を受け継いだ米のこと。抗酸化作用が期待されるアントシアニン(黒米)やタンニン(赤米)、ビタミンやミネラルなどを多く含み体に良いといわれています(農業総合研究センター 水田農業試験場/岩手県)。その古代米を高島市針江地区で栽培しているのが「針江のんきぃふぁーむ」。豊富な湧き水に恵まれた針江地区は、別名「生水(しょうず)の郷」と呼ばれています。その清らかな水は平成20(2008)年に「平成の名水100選」に選ばれ、国の重要文化的景観に選定されています。地区内では古くから水路が整備され、住民はこの湧水を日常生活に利用し、中には600年以上前から使用されているものもあります。この水利用システムは川端(かばた)と言われ、地区を流れる針江大川では夏になると清流にしか生育しない梅花藻(ばいかも)が水中に可憐な白い花をいっぱいに咲かせます。

弥生時代から続く米作りの歴史を次代に残す

針江地区には針江浜遺跡という湖底遺跡があり、そこには弥生時代の米作りの跡が残っています。「太古の昔から米を作ってきた地域の歴史を絶やさず、次代に伝え残していかなければという思いで古代米を作っています」と語るのはのんきぃふぁーむを運営する石津大輔さん。同園で栽培されている古代米は、赤米(2種)、緑米、黒米の4種類、すべてもち米です。人気の「古代五色米」は、糠にビタミンやリン・カリウムなどのミネラルを含む「黒米」、種皮にカテキンを含む「赤米(2種)」、皮に緑黄色野菜に含まれるクロロフィルを含む「緑米」の4種類の古代米に滋賀のもち米として高い評価を受けている「滋賀羽二重糯」をバランスよくブレンドしたもの。いずれも有機JAS認証の有機栽培で、肥料はできるだけ地域由来のものを使用し、土地の土、水、空気といった「地の味」を大切にしています。収穫された古代米は、お洒落な瓶詰めにされて種類ごと、あるいは白米とブレンドされて五色米として販売されているほか、日常使いに実用性の高い牛乳パック型のパッケージもあります。季節限定でおはぎや餅、米菓子などの「農菓子」も出しており、おはぎは地元の人に教わったレシピをもとに、古代米をアクセントに控えめな味付けにするなど針江という土地にこだわって作られています。

多様な調理法が試され広げられている古代米

古代米は白米に混ぜて普通に炊飯器で炊きます。「白米1合にスプーン1杯の古代米が適当な割合です。古代米の割合が多くなればなるほどモチモチとして噛み応えのある仕上がりになります。水の量は白米を炊くときと同じ量でOKです」と石津さん。炊き上がったご飯は赤米なら薄紅色に、黒米であれば小豆色に色づいています。「国によって米の調理法や使用法が異なります。イタリアでは生米を炒めたり、茹でたりします。米国では穀物の一種としての使われ方で、色も付いているのでサラダの一素材として見られています。現在“炊く古代米”だけでなく、いろいろな調理法や使われ方が研究されており、各方面から引き合いをいただいています。リゾットや雑炊、パエリアなどに使うとプチッとした食感がアクセントになり、おすすめですよ」。古代米の今後の展開に期待を寄せる石津さんです。

「食と農を明日につなぐ」のんきぃふぁーむの米作り

現在のんきぃふぁーむでは、20ヘクタールの耕作地を従業員を含め5人で無農薬栽培を主に、化学肥料は一切使わずに米、大豆、野菜を育てています。“食と農を明日へつなぐ”という、針江のんきぃふぁーむのテーマについて伺うと、「僕は『農業』と『農』とを使い分けています。農業は生業(なりわい)、つまり生きていくためのお金を得る手段。対して、農は歴史や知恵、そして伝統や文化を包括した人間の営みの姿だと思います。例えば、『魚のゆりかご水田プロジェクト』で米を作っていますが、これは湖の魚が田んぼで産卵し、生育する昔ながらの水田を復活させようという取組です。元々、針江地区は魚が自由に湖と田んぼを行き来する環境が当たり前にあったところですから、ほんの少しでも琵琶湖や生き物と田んぼが密接に関係していた昔の環境を取り戻そうとの思いで取り組んでいます。水が張られた田んぼには魚や昆虫など様々な生物が集まってきます。それを子どもたちが観察したり捕まえたりして遊びます。これが農村の原風景であり農家の営み、つまり『農』です。僕の役割は、この「農」を次代につないでいくことだと思っています」と石津さんは語ってくれました。

商品・サービス情報

  • 有機栽培 近江針江の古代米(瓶・各150g)
    各600円
  • (五色米・黒米・赤米・緑米)
  • 有機栽培 近江針江の古代米(紙パック・900g)
    1,710円
  • 農菓子 古代米おはぎ(2個)
    340円
  • 有機栽培 古代五色米(詰替え・150g)
    320円
  • (価格はすべて税抜)
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