「株式会社ニシザキ」の高島ちぢみ®を 使用したベビー商品「cocone(ここね)」

「株式会社ニシザキ」の高島ちぢみ®を 使用したベビー商品「cocone(ここね)」

SHIGA
Inukami-gun Taga Town

「かわいい」「やさしい」だけじゃない
滋賀の魅力を込めたベビー用寝具

滋賀が誇る綿織物「高島ちぢみ」を使って

淡いパステルカラーのボーダー柄が印象的な「cocone(ここね)」は、創業70年の寝具メーカー、株式会社ニシザキが手掛けるベビー寝具ブランド。赤ちゃん用の枕やシーツなど全6種の商品があり、すべての生地に高島ちぢみが使われています。高島ちぢみは琵琶湖の西にある高島市で江戸時代から生産されている綿織物。丈夫で吸汗性に優れていることから、肌着やきもの、カジュアルな洋服など幅広く使われてきました。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が交差してできており、緯糸に強く撚りをかけた糸を使って織った生地を洗うと、緯糸が撚りを戻そうとするため、交差している経糸と経糸の間が盛り上がり凹凸となることで、表面に細かいシボ(しわ)が生まれます。これがさらりとした肌触りを生む秘訣。coconeでは、さらに柔らかくふんわりとした感触に仕上げ、汗っかきでデリケートな肌の赤ちゃんのために優しい工夫がされています。

“軽いノリ”からスタートした商品開発

coconeが誕生したのは平成25(2013)年のこと。「滋賀の素材を使って何かをつくりたいという漠然とした思いからスタートしました」と語るのは同ブランドの企画などを担当した西崎匠さん。当時は軽い思いつきだったと笑います。ところが高島ちぢみの特性を知り、デザインなどを考案するうちに、しだいに滋賀県の良さを商品に込めようという姿勢に変わっていきました。デザインを担当したのは当時新入社員だった高岡円さん。西崎さんなどを含めた開発チームで、若い感性による商品づくりが始まりました。

デザイン、ネーミング、ロゴマークそれぞれに込められた意味

動物など具体的なモチーフがデザインされるベビー用品が多いなか、coconeのデザインはいたってシンプル。その一方で一つひとつに意味が込められています。1本ずつ染められた糸で3色のボーダー柄を織る先染め織物で、ブルーは琵琶湖、ピンクは滋賀県の県花にも指定されているシャクナゲ、ベージュは葦。琵琶湖を中心とした滋賀の大らかな自然を3色で表現。“かわいい”だけじゃない、心温まるセンスが光ります。また、ブランド名の「cocone(ここね)」は滋賀県を表す“湖国”と赤ちゃんの健やかな“眠り”を組み合わせて命名。ブランドロゴのそばには滋賀県の県鳥でもあるカイツブリも加えました。「カイツブリは親鳥が子どもをおんぶして育てる鳥。そんな微笑ましい姿が親心にも通じることからイラストにしました」と話す高岡さん。琵琶湖を表すブルーのラインをやや太くしてデザインに奥行きをもたせたり、ブランドロゴの書体を吟味するなど、シンプルなデザインだからこそ苦労したこともあったといいます。

滋賀の魅力をcoconeを通して伝えたい

柔らかく、それでいてさらりとした爽やかな手触りのcocone。東京で行われた大きな展示会で「大人用の商品がほしい」と言われ、嬉しかったと高岡さんはいいます。ところがその一方で別の人からは「滋賀県って地味なところだね」と言われ、悔しい思いをしたこともあったとか。「滋賀には、まだあまり知られていない魅力がたくさんある。そうしたものをcoconeなどの商品を通して伝えていきたい」そんな思いが強まっていったといいます。coconeでの経験をいかして、時々、琵琶湖に足を運び、新しい商品開発のアイデア探しをすることもあるという高岡さん。今、手掛けている新ブランドでは琵琶湖を飛ぶ水鳥や甲賀の忍者をヒントにした手裏剣のデザインなど、ユニークなものばかりです。もちろん新商品の中には高島ちぢみを使うものも。coconeをきっかけに、新たなものづくりの可能性が広がっているようです。

商品・サービス情報

  • 掛カバー(ボーダー)
    3,800円
  • フィットシーツ(ボーダー)
    2,800円
  • スリーパー(ボーダー)
    3,200円
  • 足付きアフガン
    4,600円
  • (価格はすべて税抜き)
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