「安曇川流域・森と家づくりの会」の家づくり

「安曇川流域・森と家づくりの会」の家づくり

SHIGA
Otsu City

家を「買う」から「作る」へ。
木を伐採するところからスタートする家づくり

家づくりのプロたちが一つのチームとなって
木の家を建てる

大津市伊香立にある一般社団法人安曇川流域・森と家づくりの会は、「湖の国の森とつながる住まい」をコンセプトに、「建て主には住めば住むほど好きになる家」を、作る側には「伝統技術の継承、そして滋賀県の森林環境の健全化」を目指して、滋賀県の森で育った木材をふんだんに使った伝統的な木造軸組み工法での家づくりを行っています。同会は、「木の家を建てたい」という方に向けて、工務店や設計者だけでなく地域の林業家・製材所が一つのチームとなり家づくりをサポートします。「設計・施工の前段階である木材の伐採から建て主に関わってもらうことで、家への愛着、家を大切にしていこうという気持ちにつなげてもらい、建築に使った木の樹齢以上の年月を住まい続けて欲しい」と語るのは同会代表の宮村太さん(一級建築士)です。

100年経てば100年の味。
それが木の家の良いところ

会が設立されたのは平成16(2004)年。かねてより「朽木の木を使って家を建てたい」という想いのあったIさん。森林整備の研修を通して、朽木の森の木が獣害や雪害を受ける現状を見たとき、これらの木を活かした家が作れないだろうかと考え、友人に相談。地域で長く林業を営む林業家を始め、同じ想いを持った地元の工務店や設計士、製材所のつながりが生まれIさんの家づくりがスタート。こうした家づくりをより多くの方に伝えたいという作り手の「共感」が会の設立へと至りました。木の家の良いところは、自然素材ならではの調湿性能。梅雨期は余分な湿気を吸収して結露やカビの発生を抑え、乾燥する冬は木が湿気を放出し適度に乾燥を和らげてくれます。また、香りや暖かみのある肌触り、木組みが見える安心感。そして歳月を経るごとに木目や色合いが味わいを増すのが木の家の魅力です。そして家を建てる地域の木を使った木造軸組み工法は、四季それぞれに特徴ある日本の気候風土にあった合理的な建築方法だと宮村さんは言います。

建て主と作り手、
互いの顔が見える関係を築いて家づくりを進める

「家づくりの各場面に建て主が立ち会うことができれば、家づくりがもっと楽しく、家に対する愛着も深まるのでは」と宮村さん。同会では、建て主が大黒柱の伐採に立ち会ったり、大工の加工作業の見学や主要な柱や梁(はり)、棟木(むなぎ)などを組み上げる建前作業に参加してもらったりという家づくりのプロセスを大切にしています。また、「木の伐採見学と森の見学会」をはじめ、「大工の手仕事見学会」など、これから家づくりを考えている方にも積極的に関わってもらえるワークショップを開催し「建て主と作り手の顔が見える関係」を築いています。実際に家を建てた人からは「大黒柱の伐採に立ち会うことで、あの場所にあった木であるということが実感でき、家の故郷ができたような気持ちになれた」「建ててからのほうが木や森のことを考えるようになった」「時間をかけて家づくりに取り組んだからこそ得られた価値があると感じている」、またワークショップに参加した人は「普段見ることのできない森を見ることができ、林業家の話が聞けて良かった」「森と琵琶湖がつながっていることを実感した」など多くの感想が寄せられています。これまであまり関わることのなかった人々が家づくりを通して出会い、交流し、それぞれの立場で森づくりを考えられるようにという想いは会の名前「安曇川流域・森と家づくりの会」に込められています。

木の家の良さを体感。
そんな家を通じて森も元気に

実際に木の家を見学・体感したい方のためにモデルハウス「もりいえ」(事前予約制)が大津市伊香立にあります。木組みが見え、木そのものを感じることができるようにした室内のデザイン。無垢(むく)の柱や梁が間近に見える空間。さらに、根元の張り出した部分をそのまま生かした丸太の大黒柱。これまで山で廃棄していたような曲がり材をも使うことで柔らかさと力強さ、暖かみと安心感を併せ持った自然の息吹を感じられる空間となっています。さらにキッチンや洗面化粧台、飾りの棚なども木を生かしたオリジナルのもの。また、建具も滋賀県で生産された木材を地域の製材所が製材し、地域の建具職人が作るなど、地域の手仕事を残していこうという配慮がうかがえます。ここでは「家づくり講座」、「素材の展示」や「家づくりに関する図書の貸し出し」のほか、木の家を建てたいと考えている方のために、会に所属する複数の設計士や工務店の中からどこに依頼するか選べたり、それぞれの事例を見ることができます。またメンバーが建築し、現在住んでおられる家の見学など、確かな住まいを作るための情報提供、相談、サポートを行っています。現在、会では、「森の時間、木のリズムに合わせた森づくり」をテーマとした独自の森林経営計画を立案し、山を健全な状態にして木が順調に生育し、生産できる環境を整えること。そこで育った木を、これまで以上に家づくりに生かしていこうという活動を新たにしています。地元の木で地元に家を、つまり家づくりを通じて滋賀県の森林を元気にする取組です。

商品・サービス情報

  • 4人家族が暮らす標準的な住まい
  • 延べ床面積30~35坪
    2,100万円~2,500万円程度
  • 祖父母と一緒に暮らす大家族向けの住まい
    3,000万円超
  • (価格には土地代金、設計費、諸費用は含みません。)
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  • 一般社団法人安曇川流域・森と家づくりの会
  • 大津市伊香立下在地町478-3
  • 077-574-3225
  • http://www.mori-ie.com/